2025.8.30 

プレ花嫁さんの自作ムービー♡結婚式プロフィールムービー初級編

笑顔の新郎新婦が、前撮り撮影でウェディングフォトのためにポーズをとっています。

結婚式イベントに欠かせないプロフィールムービー等の映像演出。自作をしようと動画作成を進めたのはいいが、何度も後戻りをした経験がある先輩カップルは多いはず!

そこでプロフィールムービーを快適に自作できる手段として初級編をまとめてみました。ぜひ参考にしてみてくださいね♪

最初に全体を把握しよう

美しく装飾されたルームで、前撮り撮影している花嫁。自作ムービーのことを携帯電話を手にし考えている画像。

動画編集を途中まで進めていても、DVDを焼けない、音楽ライセンスが取れないなど、動画編集をやり直すことに、、、こんな不要なトラブルは避けたいですよね。

今回は動作制作を進めるにあたり、最初に抑えておきたいキーポイントをご紹介します♡

PCスペックの確認

笑顔の新郎新婦が自作ムービー作成用のノートPCを持っています。

PC性能は、写真素材で動画制作を始める場合、ここ5年以内の通常スペックであれば問題ないと思います。動画編集ソフトは動作が軽い物が多いからです。

自作を進めて行く中でPCの動作が遅くなるようでしたら、色を変えたり・飛び出すモーションを一旦OFFにして最終調整時にONにしましょう。※写真を切り替えるトランディションをOFFにすると時間が短くなる場合が多いため注意が必要です。

動画を取り込み編集したい場合は、それなりのスペックが要求されます。映像編集はグラフィックボードの性能にも大きく左右されソフトとの相性もあります。

まずは、無料体験版で確認することをお勧めします。

動画編集ソフトの確認

披露宴の新郎新婦を写した分割画面。花嫁が自作ムービー用の動画編集ソフトを調査しているが、新郎が笑っている画像。

基本的には、ハイクオリティソフトはお勧めしません。限られた期間で何本か動画制作するといった初心者目線に目的が合致しないソフトだと考えます。

▽PowerDirector | ★★★
└ win・mac
1か月のサブスクプランがあり安価。操作方法はシンプルだが慣れが必要。タイトルなどのアセットは海外デザイン仕様となりすこし癖がある。シェア率も高く安心感があります。DVD作成ソフト付き。全体的に使いやすく自由度が高い。

▽Filmora | ★★☆
└ win・mac
1か月のサブスクプランがあり安価。操作方法はシンプル。アセットには結婚式用途も多くデザイン性に優れる。DVD作成ソフト付き。シンプルな操作方法と優れたデザイン性のアセットによって思い描く動画が簡単に作れます。使い勝手は一番でしたが、、、、課金システムが分かりにくく評価を落とす結果となりました。

▽premiere pro | ★★☆
└ win・mac
1か月のサブスクプランがあり比較的安価。業務用となるが、操作方法は比較的シンプルです。Adobi製品全般に言える事ですがアセットなどはデザイン的に使えない物も多い。最大の利点は充実しているチュートリアル。動画を多く使用し単純なスライドショーを作りたい方におすすめ。DVD作成時は別のソフトを準備する必要があり注意が必要です。

DVDドライブとソフトの確認

披露宴の新郎新婦を写した分割画面。新郎が自作ムービー用のDVDドライブとソフトを調査しているが、新婦が笑っている画像。

式場のプロジェクターは業務用となり非常に高価な設備です。そのため未だにDVDで上映している式場も多いです。Blu-rayに対応している式場もありますので、事前に確認して映像がきれいなBlu-rayで上映することをお勧めします。

▽DVDドライブ | 720×480ピクセル
外付けタイプで3,000円から購入可能です。
▽Blu-rayドライブ | 1920×1080ピクセル
外付けタイプで7,000円から購入可能です。

▽TMPGEnc Authoring Works 7
動画ファイルのMP4やH264をDVD用の「データに変換」するオーサリング。DVDに「書き込み」を行うライティングソフトが一体となっています。Blu-rayディスクにも対応。価格は13,000円程度。式場で指定される事の多い、メニュー無しディスクを作成できます。

「カメラのキタムラ」で2,500円程度でDVD化(TV再生形式)してくれるサービスもあります。手軽に利用できる金額なのでおすすめです。

使用したい音楽の確認

披露宴で新婦がウエディングプランナーに相談している。自作ムービー用の音楽ライセンスの確認をしている画像。

自作した結婚式ムービーに思い入れの音楽を使用したいものです。

結婚式場での音楽使用は、購入した音楽をドライブ中に家族で聞くような「個人利用」の範囲を超え「商用利用」にカテゴリーされます。

そして音楽の権利は多岐にわたり複雑です。作詞家・作曲家が持つ「著作権」、歌手・演奏者・レコード会社が持つ「著作隣接権」など。また、海外の音楽サブスクでライセンスをクリアした楽曲を購入しても、日本ではJASRACの規定に沿った使用方法が必要であり追加で確認が必要になります。(国際的な管理契約が適応される)。

では、先輩カップルはどうしていたのか?
権利をまとめて代理申請してくれる「ISUM」を利用することで安全に音楽を使用しています。個人での申請は受け付けておりませんが、加盟店経由で申請ができます。1曲5,000円程度で対応してくれます。但し、登録楽曲のみが対象となりますので、自作前に「ISUM楽曲データベース」で使用したい音楽を探すのが良いですね♡

プリント写真の確認

子供時代の写真と同じポーズで前撮り撮影を行う新婦の画像。プロフィールムービで使用するため笑顔で写真を撮っています。

結婚式ムービー自作時はプリント写真をデータ化されたデジタル画像に変換する必要があります。変換する画像ファイルは「jpg・jpeg」が代表的な拡張子です。

▽デジタル化する手段
1、スマホのアプリを使用する
2、コンビニ設置のコピー機を使用する
3、自宅のスキャナーを使用する
4、専門店を利用する

古い写真の記録保存とは違い、結婚式用途は拡大し鑑賞されるためクオリティを優先したいですね。そうなると2項と3項のスキャナーを使用した利用方法がおすすめです。

◇関連リンク:プリント写真をデータ化する方法

 

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